心理面接の技法の種類

どんな時に来室するものなのか、迷う方も多い事でしょう。
来室の目的・気持ち・状況は人それぞれです。
面接の雰囲気も、心理士に求める役割が理解者・助言者・治療者のどの側面が強いかで違います。

当室で実施している技法等
(必要に応じて話し合い、調整して計画します)
  分析心理学的拡充法(イメージや解釈を広げ深め、自分なりの解釈をまとめていく対話)
  認知行動療法(マインドフルネス・ACT等の第三世代のもの)
  各種の解決志向技法
  傾聴または洞察的カウンセリング
  箱庭療法(その他の目的で箱庭を使うこともあります)
  EMDR(その他のトラウマケア技法)
  言語や発達特性のトレーニング
  一時的な安定回復を図るケア技法
  専門的助言(コンサルテーション)
  心理検査とフィードバック
  など

*「とにかく解決したい」という希望はあっても、
状態によっては積極的な解決への取り組みが行えないこともあります。以下の様な場合です。

 ・疲れて困惑や混乱が大きい場合:
   平常時への回復を重視し、身体・五感を調整するワークや、心理士との対話を行います。
  (話題を問わず、自然な対話は現実感を回復させます)
 ・気持ちがあふれる状態や、否定せず寄り添って聴いて欲しい気持ちの場合:
   受容的に傾聴します。ただし心理士が示すのは理解であり、同意や賛成ではありません。

解決への取り組みと「休憩」を繰り返しながら歩みましょう。